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万葉植物
さくら()(佐久良)(作楽)/和名:ヤマザクラ(山桜)
・説明:バラ科サクラ属の落葉高木の総称。日本の代表的な花として、古来、広く親しまれている。
・ヤマザクラ:宮城県以西の本州から九州の山地に生える。
    赤茶色に染まった新葉と同時に淡紅色花を開き、成葉は緑色で裏面は白みが強い。
 万葉集に詠まれた「このてがしは」は44首

万葉集 巻8−1458
厚見 王(あつみのおおきみ) 
・説明:生没年不詳 奈良時代の官人・歌人。天武天皇の孫で、舎人親王の子  
 屋戸にある の花は    今もかも  松風疾み    地に散るらむ
 やどにある さくらのはなは いまもかも まつかぜはやみ つちにちるらむ
 歌意:あなたの家の桜の花は強い松風に散っただろうか
昭和万葉の森 2010.4.30


 


万葉集 巻10−1864
詠み人知らず
 あしひきの 山の際照らす  花    この春雨に   散りゆかむかも
 あしひきの やまのまてらす さくらばな このはるさめに ちりゆかむかも
 歌意:山間を照らすように咲いている桜の花がこの春の雨に散ってゆくのか
郡山万葉植物園 2014.5.12


 
 
万葉集 巻10−1872
詠み人知らず
 見わたせば 春日の野辺に  霞立ち   咲き匂へるは  さくら花かも
 みわたせば かすがののへに かすみたち さきにほへるは さくらばなかも
 歌意:春日野に霞が一面に立つ中、輝くばかりに色美しく咲く桜は今真っ盛り
昭和万葉の森  2013.4.1


昭和万葉の森  2013.4.1



 
万葉集 12−3129
柿本 人麻呂歌(かきのもとの ひとまろ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
 花    咲きかも散ると 見るまでに 誰れかもここに 見えて散り行く
 さくらばな さきかもちると みるまでに たれかもここに みえてちりゆく
 歌意:桜の花が咲いて散るのを見るように、誰なのでしょう、ここに集い、散り行く人々は
 郡山万葉植物園 2014.5.12



 




(こ)の下(もと)は 汁も膾(なます)も 桜哉(かな)
 
さくらより 松は二木を 三月越し
 
花咲て 七日鶴見の 麓かな