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須賀川市の万葉歌碑
翠ヶ丘公園(みどりがおかこうえん) 60基
・場所:福島県須賀川市愛宕山 Yahoo地図 
万葉集 巻1〜2

万葉集 巻1−20
額田 王(ぬかたの おおきみ)
・説明:?−?年 日本の皇族。斉明朝から持統朝に活躍した万葉歌人
    鏡王(かがみのおおきみ)の娘で大海人皇子(天武天皇)に嫁ぐ
  額田女王、額田姫王又は額田部姫王とも記される。
  額田王が絶世の美人であったというのは小説などでは通説となっている
・万葉植物:あかね(茜)(茜草)/和名:アカネ
 あかねさす 紫野行き    標野行き  野守は見ずや  君が袖振る  
 あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりはみずや きみがそでふる
 歌意:茜色の光に満ちている紫の野、天智天皇御領地の野で、あなたはそんなに袖を振って、野の万人に見られるかもしれませんよ
翠ヶ丘公園 2013.12.6




 万葉集 巻1−21
大海人 皇子(おおあまの みこ)/天武天皇(てんむてんのう)
・説明:631?−686年 飛鳥(あすか)時代,第40代天皇。在位673-686。
    舒明天皇の子,母は宝皇女

・植物名:紫草:むらさき
 紫草の   にほへる妹を  憎くあらば  人妻ゆゑに   我れ恋ひめやも
 むらさきの にほへるいもを にくくあらば ひとづまゆゑに われこひめやも
 歌意:紫のように美しい君。君を憎く思うのなら、人妻なのにどうしてこんなに想うものでしょうか
翠ヶ丘公園 2013.12.6



 
万葉集 巻1−54
坂門 人足(さかとの ひとたり)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。
・植物名:つばき:椿
 巨勢山の  つらつら椿  つらつらに 見つつ偲(しの)はな 巨勢の春野を
 こせやまの つらつらつばき つらつらに みつつしのはな こせのはるのを
 歌意:巨勢山のたくさんの椿よ。春に咲く椿の美しさを褒め称えたいものだ
翠ヶ丘公園 2013.12.6
 



万葉集 巻1−64
志貴 皇子(しきの みこ)
・説明:668?−716年 飛鳥時代末期から奈良時代初期にかけての皇族、歌人
    天智天皇の第七皇子
・植物名:あし:
 葦辺行く  鴨の羽がひに  霜降りて  寒き夕は    大和し思ほゆ
 あしへゆく かものはがひに しもふりて さむきゆふべは やまとしおもほゆ
 歌意:葦の原を行く鴨の羽に霜が降って、こんな寒い夕暮れには大和のことを思います
翠ヶ丘公園 2013.12.6




万葉集 巻2−90 
衣通 郎?(そとおりの ひめ)
衣通 郎女(そとおしの いらつめ)
衣通 王(そとおりの おおきみ)
・説明:?−?年 大変に美しい女性であったため、その美しさが衣を通して輝くことからこの名がある。 本朝三美人の一人 
・植物名:にわとこ:やまたづ
 君が行き  日長くなりぬ  山たづの  迎へを行かむ  待つには待たじ
 きみがゆき けながくなりぬ やまたづの むかへをゆかむ まつにはまたじ
 歌意:あなたのお出かけは、日数長く経ちました。お迎えに参りましょう。もうこれ以上はお待ちいたしません
翠ヶ丘公園 2013.12.6



 

万葉集 巻2−97
石川 郎女(いしかわの いらつめ)
・説明:女性 生没年不詳 万葉歌人 7世紀末の天武・持統朝に草壁皇子,大津皇子に愛された
 石川郎女の相手はいずれもそのころの代表的な貴公子,美男で,そうした男性と浮名を流した女性として聞こえていたらしい。
・植物名:まゆみ:真弓
 み薦刈る  信濃の真弓   引かずして 強ひざる行事を 知ると言はなくに
 みこもかる しなののまゆみ ひかずして しひさるわざを しるといはなくに
 歌意:信濃特産のあの弓を引くようにとおっしゃるけれど、気をひいて強いもなさらない事を、
どうして私が知りましょう。
翠ヶ丘公園 


万葉集 巻2−125 
三方 沙弥(みかたの さみ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人
・植物名::たちばな
 橘の    蔭踏む道の   八衢に   物をぞ思ふ   妹に逢はずして 
 たちばなの かげふむみちの やちまたに ものをぞおもふ いもにあはずして
 歌意:橘並木が影を落とす道、その道が四方八方に分かれるように、あれこれ思いをめぐらすことだよ、愛しいおまえに逢えないから
翠ヶ丘公園 2013.12.6



 
万葉集 巻2−133 
柿本 人麻呂((かきのもとの ひとまろ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
・植物名:ささ:
 笹の葉は  み山もさやに  さやけども 我れは妹思ふ   別れ来ぬれば 
 ささのはは みやまもさやに さやげども われはいもおもふ わかれきぬれば
 歌意:笹の葉に風が吹き、山中はざわめきたっているが、私は一途に妻を思うことだよ。まさに別れてきたので。
翠ヶ丘公園 2013.12.6



 
万葉集 巻2−166 
大伯 皇女(おおくの ひめみこ)/大来 皇女(おおくの ひめみこ)
・説明:661−702年 飛鳥時代の皇族 天武天皇の皇女
・植物名:あせび:馬酔木
 磯の上に 生ふる馬酔木を 手折らめど 見すべき君が 在りと言はなくに
 いそのうへに おふるあしびを たをらめど みすべききみが ありといはなくに
 歌意:岩のほとりに生える馬酔木を手折ろうとしても、それを見せるべきあなたがいると、世の人の誰も言ってくれないではないか。
 兄の大津皇子のしかばねを二上山に移葬する時詠んだ歌
翠ヶ丘公園  


万葉集 巻2−185 
日並皇子 舎人(ひなしのみこの とねり)
・説明:日並皇子尊の薨去の折、挽歌を詠んだ皇子の宮の舎人集団。 柿本人麿をこの舎人の一人と見る説もある。
・植物名:つつじ
 水伝ふ   磯の浦みの   岩つつじ  茂く咲く道を  またも見むかも
 みなづたふ いそのうらみの いはつつじ もくさくみちを またもみむかも
 歌意:水ぎわの磯の浦の磯つつじが茂り咲く道を、再び見るだろうかなあ
翠ヶ丘公園 2013.12.6



 

万葉集 巻2−231 
笠 金村(かさ の かなむら)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人
・植物名:はぎ:
 高円の   野辺の秋   いたづらに 咲きか散るたむ 見る人なしに 
 たかまとの のへのあきはぎ いたづらに さきかちるらむ みるひとなしに
 歌意:高円山の野辺の秋萩は、むなしく咲いては散っているのだろうか、見る人もいなくなったのに。
翠ヶ丘公園  

 
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