HOME

須賀川市の万葉歌碑
翠ヶ丘公園(みどりがおかこうえん) 60基
・場所:福島県須賀川市愛宕山 Yahoo地図
万葉集 巻3〜5

万葉集 巻3−277 
高市 黒人(たけちの くろひと)/羈旅(たび)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人
・植物名:つき:
 早来ても  見てましものを 山背の   多賀の群   散りにけるかも
 はやきても みてましものを やましろの たかのつきむら ちりにけるかも
 歌意:もっと早く来て見たかったものを。山城の多賀の槻の木々の葉は、もう散ってしまった。
翠ヶ丘公園 2013.12.6


 


万葉集 巻3−330 
大伴 四綱(おおともの よつな)
・説明:?−?年 奈良時代の官吏 大宰府防人司佑(さきもりのつかさのじょう)をつとめた
・植物名:ふじ:
 君波の  花は盛りに   なりにけり 奈良の都を   思ほすや   
 ふぢなみの はなはさかりに なりにけり ならのみやこを おもほすやきみ
 歌意:藤の花か波のように、今が盛りです。京を思い浮かべるでしょうか我が君は
翠ヶ丘公園 2013.12.6


 

 
万葉集 巻3−464 
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718−785年 奈良時代の貴族・歌人  父 : 大伴旅人(おおとものたびと)
・植物名:なでしこ:瞿麦、瞿、石竹、奈泥之故
 秋さらば  見つつ偲へと  妹が植ゑし  やどのなでしこ 咲きにけるかも
 あきさらば みつつしのへと いもがうゑし やどのなでしこ さきにけるかも
 歌意:秋になったら見てください、と言って妻が植えた撫子が、我が家に咲いたことだよ
翠ヶ丘公園 2013.12.6




万葉集 巻4−593 
笠 女郎(かさの いらつめ)
・説明:?−?年 奈良朝後期の代表的歌人の一人 
・植物名:まつ:
 君に恋ひ いたもすべなみ 奈良山の  小が下に   立ち嘆くかも 
 きみにこひ いたもすべなみ ならやまの こまつがもとに たちなげくかも 
 歌意:貴方が恋しくて、ただなす術もないので、奈良山の小松の下に立って嘆くことです
翠ヶ丘公園 2013.12.6

 


万葉集 巻4−657 
大伴 坂上 郎女(おおともの さかのうえの いらつめ)
・説明:?−?年 奈良時代の女性歌人。大伴安麻呂の子 母は石川郎女
・植物名:はねず:初夏に赤い花をつける植物の名。ニワウメ・ニワザクラなど諸説がある。
 思はじと  言ひてしものを はねず色の  うつろひやすき 我が心かも  
 おもはじと いひてしものを はねずいろの うつろひやすき あがこころかも
 歌意:もう恋などしないと言っていたのに。朱華色のように移ろいやすい私の心です。もう恋を始めている
翠ヶ丘公園 2013.12.6




 

万葉集 巻4−712 
丹波 大女 娘子(たにはの おおめの おとめ)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人 
・植物名:すぎ:
 味酒を   三輪の祝が   いはふ  手触れし罪か  君に逢ひかたき 
 うまさけを みわのはふりが いはふすぎ てふれしつみか きみにあひかたき
 歌意:味酒の三輪の神官がまつる杉の木に手を触れた罪なのか、貴方に逢い難いことです
翠ヶ丘公園 2013.12.6


 


万葉集 巻5−798 
山上 憶良(やまのうえの おくら)
・説明:660−733? 奈良時代の官人、歌人
・植物名:あふち:(楝):せんだん
 妹が見し  の花は    散りぬべし 我が泣く涙   いまだ干なくに
 いもがみし あふちのはなは ちりぬべし わがなくなみた いまだひなくに
 歌意:妻が見たせんだんの花はまもなく散ってしまうだろう、私の涙が乾かぬうちに
    せんだんの花の散るのを惜しむ歌
翠ヶ丘公園  

 
万葉集 巻5−822 
大伴 旅人(おおともの たびと)
・説明:665−731年 奈良時代初期の貴族、歌人  大伴家持の父
・万葉植物:うめ:、鳥梅、汗米、宇米
 我が園に  の花散る   ひさかたの 天より雪の   流れ来るかも 
 わがそのに うめのはなちる ひさかたの あめよりゆきの ながれくるかも
 歌意:我が家の土地に梅の花が散っている、雪が天から降ってくるのだろうか
翠ヶ丘公園 2013.12.6


 

万葉集  巻7〜9へ