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南相馬市の万葉歌碑
陸奥真野万葉植物園 万葉集 巻16−巻19
・場所:福島県南相馬市鹿島区江垂桜平 桜平山公園  Yahoo地図
2014.4.22


2014.4.22



万葉集 巻16−3830
長 意吉麻呂(ながの おきまろ)
・説明:?−?年 宮廷歌人   万葉集に短歌14首を残す
・万葉植物:コウヤボウキ(古名タマハバキ)、 :なつめ
 玉    苅り来鎌麿   室の樹と  が本と    かき掃かむため
 たまばはき かりこかままろ むろのきと なつめがもとと かきはかむため
 歌意:鎌麻呂よ。玉箒を刈りとって来い。むろの木と棗の下を掃除するため。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 

万葉集 巻16−3832
忌部 首(いむべのおびと)
・説明:年 からたち:
・万葉植物:枳 
 の   棘原苅り除げ  倉立てむ  屎遠くまれ   櫛作る刀自

 からたち うばらかりそけ くらたてむ くそとおくまれ くしつくるとじ

 歌意:からたちを刈り払って倉を建てよう。屎は遠くにしてくれ。櫛を造るおばさんよ。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 
 
万葉集 巻16−3855 
高宮 王(たかみやの おおきみ)
・説明:654?−696年 天武天皇の第一皇子
・万葉植物:皀莢(そうきょう、さいかち) 屎葛(くそかずら)
 皀莢に延ひ   おほとれる 屎葛    絶ゆることなく 宮仕せむ
 ざふけふにはひ おほとれる くそかづら たゆることなく みやつかへせむ
 歌意:さう莢(けふ)にまとわりついている生い茂っている屎葛(くそかずら)のように、強くたくましく、いつまでも宮仕えをしたいものです。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻16−3872 
詠み人知らず
・万葉植物:えのき:
 吾が門の  の実もり百千鳥 千鳥は来れど黄ぞ来まさぬ
 わがかどの のみもりはむ ももちとり ちとりはくれど きみぞきまさぬ
 歌意:わが家の門にある榎木の実を啄みに百千鳥が毎日やって来る。それなのに貴方はおいでにならない
 歌意:私のところには沢山の男が言い寄ってきますが、私が思っている肝心のあなたは来てくださらないのですね
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻17−3921 
大伴家持 (おおともの やかもち)
・説明:718(17)−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:加吉都播多(かきつはた)かきつばた
 加吉都幡多 衣に摺りつけ  丈夫の   きそひ狩する  月は来にけり
 かきつはた きぬにすりつけ ますらおの きそひかりする つきはきにけり
 歌意:かきつばたの染料を着衣に擦り付けた官人たちが、重ね着をして(薬草)狩りをする、月が来ましたね
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 
万葉集 巻17−3968 
大伴 池主(おおともの いけぬし)
・説明:?−?年 奈良時代の官人。大伴家持と親接な同族
・万葉植物:やまぶき 
 鶯の    来鳴く夜麻夫伎 うたがたも 君が手触れず   花散らめやも
 うぐいすの きなくやまぶき うたがたも きみががてふれず はなちるらめやも
 歌意:鶯がやって来て鳴く、その山吹は、すこしも貴方の手が触れずにその花を散らすことは決してないでしょう
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻18−4035 
田辺 福麻呂(たなべの ふくまろ)
・説明:?−?年 奈良時代の官人 歌人  万葉集に44首が収められている。
・万葉植物:菖蒲(あやめぐさ)、あやめ
 霍公鳥   いとふ時なし、 あやめぐさ、かづらにせむ日、こゆ鳴き渡れ
 ほととぎす いとふときなし あやめぐさ かづらにせむひ こゆなきわたれ
 歌意:霍公鳥(ほととぎす)よ、嫌な時など無いから、あやめぐさをかづらにする日には、ここに来て鳴き渡ってください
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 

万葉集 巻19−4139 
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718(17)−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:
 春の苑   紅にほふ    の花   下照る道に   出で立つ乙女
 はるのその くれないにほふ もものはな したでるみちに いでたつおとめ
 歌意:春の庭で、桃の花が真っ赤に美しく色づいている。その紅が映えた道にたたずむ少女よ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 
万葉集 巻19−4140  
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718(17)−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物::すもも 
 吾が園の  の花が    庭に散る  はだれのいまだ 残りたるかも
 わがそのの すもものはなが にわにちる はだれのいまだ のこりたるかも
 歌意:わが園の李の白い花なのだろうか、庭に散っているのは。それともまだらの雪が残っているのだろうか
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 
万葉集 巻19−4159 
 大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718(17)−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:つまま:たぶのき 
 磯の上の   つままを見れば 根を延へて 年深からし   神さびにけり
 いそのうへの つままをみれば ねをはへて としふかからし かむさびにけり
 歌意: 磯の上に立つつままを見ると、根を岩にしっかりおろしていて、何年も年を経ているらしい。なんと神々しいことか
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 
万葉集 巻19−4199  
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718−785年 奈良時代の貴族・歌人 父 : 大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:ふじ: 
 波の   影なす海の   底清み   沈く石をも   珠とそわが見る 
 ふぢなみの かげなすうみの そこきよみ しづくいしをも たまとそあがみる
 歌意:藤の花が影を映している水海の水底までが清く澄んでいるので、沈んでいる石も真珠だと私は見てしまう
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


2014.4.22



 
万葉集 巻19−4202  
 恵行(えぎょう)/僧 恵行(ほうし えぎょう)
・説明:?−?年 奈良時代の僧
・万葉植物:朴(ほお) ほほがし
 わが背子が 捧げて持てる  ほほかしは あたかも似るか 青き蓋
 わがせこが ささげてもてる ほほがしは あたかもにるか あをききぬがさ
 歌意:あなたさまが持っていらっしゃるほほがしはは、まるで青い蓋(きぬがさ)のようですね
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻19−4212 
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:黄楊(つげ) 
 少女らが  後のしるしと  黄楊小櫛  生ひ更り生きて  なびきけらしも
 をとめらが のちのしるしと つげをぐし おひかはりおひて なびきけらしも
 歌意:処女の後の世への目じるしにと、つげのくしが木となって生え変わり生い茂って、なびいているらしい
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


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