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南相馬市の万葉歌碑
 陸奥真野万葉植物園 万葉集 巻9−10巻
・場所:福島県南相馬市鹿島区江垂桜平 桜平山公園  Yahoo地図
 2014.4.22


2014.4.22



万葉集 巻9−1730 
 藤原 宇合(ふじはらの うまかい)
・説明:?年 
・万葉植物: 
 山科の   石田の小野の  柞原    見つつや君が  山道越ゆらむ
 やましなの いはたのをのの ははそはら みつつやきみが やまじこゆらむ
 歌意:山科の石田の小野の雑木林を見ながら、あなたは今頃山道を越えてゆくのだろうか
 山科:京都府伏見
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


万葉集 巻9−1745
詠み人知らず
・万葉植物::くり
 三の   那賀に向へる  曝井の   絶えず通はむ  そこに妻もが
 みつぐりの なかにむかへる さらしいの たえずかよはむ そこにつまもが
 歌意:那賀に向き合っている曝井の水のように絶えず通うと思う、そこに妻がいればよいのだが
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 
万葉集 巻10−1839 
詠み人知らず
・万葉植物:クログワイ:恵具・回具:えぐ
 君が為   山田の沢に   恵具採むと 雪消の水に   裳の裾濡れぬ
 きみがため やまたのさはに えぐつむと ゆきげのみずに ものすそぬれぬ
 歌意:あなたのために、山田の沢でゑぐを摘もうとして裳の裾が濡れましたよ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


万葉集 巻10−1872 
詠み人知らず
・万葉植物:さくら:
 見渡せば  春日の野辺に  霞立ち   咲きにほへるは 花かも
 みわたせば かすがののへに かすみたち さきにほへるは さくらばなかも
 歌意:見渡してみると、春日の野辺に霞が立ち、咲きにおっているのは桜花だなあ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


2014.4.22



 


万葉集 巻10−1942 
 詠み人知らず
・万葉植物:うのはな  :くず 
 ほととぎす 鳴く声聞けや  卯の花の  咲き散る岡に  引く娘女
 ほととぎす なくこえきくや うのはなの さきちるおかに くずひくおとめ
 歌意:ほととぎすの鳴く声を聞いていますか、卯の花の咲き散る岡にせっせと葛を引いている娘さんよ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


万葉集 巻10−2104
詠み人知らず
・万葉植物:あさがお:朝貌、朝保、安佐我保 今の桔梗(ききょう)
 朝顔は   朝露負ひと   咲くといへど 夕陰にこそ   咲きまさりけり
 あさがおは あさつゆおひと さくといへど ゆうかげにこそ さきまさりけり
 歌意:朝顔は朝露を受けて咲くと言うが夕方の光の中でこそなお一層美しさが際立つ
  あさがほ:朝顔でなく桔梗(ききょう)
 陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 

万葉集 巻10−2110  
詠み人知らず
・万葉植物:はぎ: 
 人皆は   を秋といふ   縦し吾は  尾花が末を   秋とは言はむ
 ひとみなは はぎをあきといふ よしわれは をばながうれを あきとはいはむ
 歌意:人はみな萩が秋の花だというならば私は尾花こそが秋の景物だと言おう
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
 
万葉集 巻10−2296 
 詠み人知らず
・万葉植物:さなかずら:サネカズラ
 あしひきの 山さな葛    黄変まで  妹に逢はずや  吾が恋居らむ
 あしひきの やまさなかずら もみつまで いもにあはずや あがこひをらむ
 歌意:あしひきの山さね葛、黄ばむまで、きみに逢わずだなあ、われは恋してるようだ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻10−2233 
 詠み人知らず
・万葉植物:松茸
 高松の   此の峯も狭に  笠立ちて  満ち盛りたる  秋の香の良さ
 たかまつの このみねもせに かさたてて みちさかりたる あきのかのよさ
 歌意:高円の峰も狭ましとばかりにいっぱいに笠を立てて満ち盛る松茸の香りのよさよ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻10−2315 
柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
・万葉植物:しらかし:白樫
 あしびきの 山道も知らず  白かしの  枝もとををに  雪の降れれば
 あしびきの やまぢもしらず しらかしの えだもとををに ゆきのふれれば
 歌意:どこが山道なのかも分かりません。白橿(しらかし)の枝もたわわになるほどに雪(ゆき)が降っているので。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




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