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南相馬市の万葉歌碑
 陸奥真野万葉植物園 万葉集 巻6−巻8
・場所:福島県南相馬市鹿島区江垂桜平 桜平山公園  Yahoo地図
 2014.4.22


2014.4.22


 
万葉集 巻6925 
 山部 赤人(やまべの あかひと)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人 三十六歌仙の一人
・万葉植物:ぬばたま:ヒオウギ 
      久木:
 
 ぬばたまの 夜の更けぬれば  久木生ふる  清き川原に   千鳥しば鳴く
 ぬばたまの よるのふけぬれば ひさきおふる きよきかわらに ちどりしばなく
 歌意:夜が更けて、久木の生えている清らかな川原で、千鳥がしきりに鳴いている
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻6−1042 
市原 王(いちはらの おおきみ)
・説明:生没年 未詳 奈良時代の貴族歌人 主に仏教関係事業の官職を歴任し、正五位下に至った
・万葉植物:
 一つ   幾代か経ぬる  吹く風の  声の清きは   年深みかも
 ひとつまつ いくよかへぬる ふくかぜの おとのきよきは としふかみかも
 歌意:松(まつ)よ、きみはいったい何年経っているのですか。吹く風(かぜ)の音が清らかなのは、長い年月を経ているからなのかな。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 

万葉集 巻7−1092 
 柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
・万葉植物:ひはら:檜
 鳴る神の  音のみ聞きし  巻向の   桧原の山を   今日見つるかも
 なるかみの おとのみききし まきむくの ひはらのやまを けふみつるかも
 歌意:噂には聞いていた巻向の桧原の山を今日見ましたよ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 
 
万葉集 巻7−1156
詠み人知らず
・説明:年 
・万葉植物:はり:ハンノキ: 
 住吉の   遠里小野の   真もち  摺れる衣の   盛り過ぎ行く
 すみのえの とほさとをのの まはりもち すれるころもの さかりすぎゆく
 歌意:
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻7−1257 
詠み人知らず 
・万葉植物:百合 
 道の辺の  草深百合の   花咲に   咲まひしからに 妻と言ふべしや
 みちのへの くさふかゆりの はなゑみに ゑまひしからに つまといふべしや
 歌意:道の辺の草深い中に咲いている百合の花が咲くように、ちょっと微笑んだからといって妻であるというべきでしょうか
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
 
万葉集 巻7−1293 
柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
・万葉植物:やなぎ:
 霰降り  遠つ淡海の  吾跡川楊   刈れどもまたも生ふといふ 吾跡川
 あられふりとほつあふみのあどかはやなぎかれどもまたおふといふあどかはやなぎ
 歌意:刈っても、刈っても、また生えてくる吾跡川のネコヤナギのように、私達の恋仲は、切っても切れないものです
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻7−1311 
詠み人知らず
・万葉植物:つるばみ:橡 
 つるばみの衣は人皆こと無しと 言ひし時より服欲しく念ほゆ
 つるはみの きぬはひとみな ことなしと いひしときより きほしくおもほゆ
 歌意:橡で染めた着物は目立たないが皆が着やすくてよいと言うのを聞いてから着てみたいと思うようになったよ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻7−1348 
詠み人知らず 
・万葉植物::こも
 三島江の  玉江のを   標めしより 己がとぞ思ふ   いまだ刈らねど
 みしまえの たまえのこもを しめしより おのがとぞおもふ いまだからねど
 歌意:三島江の美しい入江の薦を標して、自分のものと思っているが、未だ刈ってはいない。あの人も自分のものと思っているが、人にとられないだろうか
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


万葉集 巻7−1357 
詠み人知らず
・万葉植物:くわ:
 たらちねの 母のその業の  すらに  願へば衣に   着るると云ふものを
 たらちねの ははのそのなる くわすらに ねがへばきぬに きるといふものを
 歌意:母が仕事で扱っている桑でさえ、心から願えば、衣になるというのに
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


万葉集 巻7−1359
詠み人知らず
・万葉植物:かつら:
 向つ岡の  若の木    下枝取り  花待つい間に  嘆きつるかも
 むかつをの わかかつらのき しづえとり はなまついまに なげききつるかも
 歌意:向いの岡の若い桂の木の下枝を手に取り、花が咲くのを待っている間に、何度もため息が出る
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22



 

万葉集 巻7−1360 
 詠み人知らず
・万葉植物:ちさ 
 気の緒に  念へる吾を   山ちさの  花にか君が   移ろひぬらむ
 息の緒に  思へる我を   山ぢさの  花にか君が   うつろひぬらむ
 いきのをに おもへるわれを やまちさの はなにかきみが うつろひぬらむ
 歌意:私はあなたのことを、命のかぎり想っているのに、あなたは、山ぢさの花がすぐにしぼんで色が変わってしまうように、心変わりしてしまわれたのでしょうか
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 

万葉集 巻8−1424 
山部 赤人(やまべの あかひと)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人 三十六歌仙の一人
・万葉植物:すみれ
 春の野に  すみれ摘みにと 来こしわれそ 野をなつかしみ 一夜寝にける 
 はるののに すみれつみにと きこしわれそ のをなつかしみ ひとよねにける
 歌意:春の野に、すみれの花を摘もうとやってきた私は野がなつかしいので一夜を明かしてしまった
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻8−1462 
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:合歓:ねぶ
 吾妹子が  形見の合歓は  花のみに  咲きてけだしく 実にならじかも
 わぎもこが かたみのねぶは はなのみに さきてけだけし みにならじかも
 歌意:あなたの形見の合歓木(ねむ)の木は、花だけ咲いて、おそらくは実にならないかもしれません
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 

万葉集 巻8−1500 
 大伴 坂上 郎女(おおともの さかのうえの いらつめ)
・説明:?−?年 奈良時代の女性歌人。大伴安麻呂の子 母は石川郎女
・万葉植物:ゆり:百合
 夏の野の  茂みに咲ける  姫百合の  知らえぬ恋は  来るしきものを
 なつののの しげみにさける ひめゆりの しらえぬこひは くるしきものを
 歌意:夏の山野の、茂みに咲いている姫百合のような、片想いの恋は苦しいものだなあ
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 

万葉集 巻8−1541  
大伴 旅人(おおともの たびと)
・説明:665−731年 奈良時代初期の貴族、歌人  大伴家持の父
・万葉植物:はぎ:
 わが岡に  さを鹿来鳴く 初の   花妻とひに   来鳴くさを鹿
 わがおかに さおしかなく はつはぎの はなつまどひに きなくさおしか
 歌意:わが家の近くの岡に男鹿がやってきて鳴く。初咲きの萩を花妻として、妻問いにきて鳴く男鹿よ。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




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