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南相馬市の万葉歌碑
陸奥真野万葉植物園 万葉集 巻3−巻5
・場所:福島県南相馬市鹿島区江垂桜平 桜平山公園  Yahoo地図
2014.4.22


2014.4.22



万葉集 巻3−259
鴨 足人(かもの たるひと)(たりひと)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人
・万葉植物: 
 何時の間も 神さびけるか  香具山の  鉾の本に   苔生すまでに
 いつのまも かみさびけるか かぐやまの ほこすぎのもと こけむすまでに
 歌意:いつのまにまあこんなに古めかしくなっていまったのだろうか。香具山の鉾杉の根元に苔の生えるほどに
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻3−277 
高市 黒人(たけちの くろひと)
・説明:生没年不詳 大和時代の歌人
・万葉植物:槻:つき 欅:けやき 
 とく来ても 見てましものを 山背の   高の群    散りにけるかも
 とくきても みてましものを やましろの たかのつきむら ちりにけるかも
 歌意:早くに来て見ておけばよかった。山背の多賀のケヤキの木々が散ってしまった。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻3−289 
 間人 大浦(はしひとの おおうら)  
・説明:?−?年 奈良時代の歌人
・万葉植物: 
 天の原   ふり離け見れば 白真弓   張りて懸けたり 夜路は吉けむ
 あまのはら ふりさけみれば しらまゆみ はりてかけたり よみちはよけむ
 歌意:大空を振り仰いで見ると 白木の弓に 弦を張ったような半月がかかっている。
    きっと夜道は良いだろう

陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻3−386 
 詠み人知らず
・万葉植物::つみ 桑 
 此の夕べ  のさ枝の   流れ来ば  梁は打たずて  取らずかもあらむ
 このゆうべ つみのさえだの ながれこば やなはうたずて とらずかもあらむ
 歌意:この夕暮れ時、柘の枝が流れてきたら、梁をかけていないので、枝を拾えず伝説の美女に会うことが出来ないだろう
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻3−396
南相馬市桜平山公園/真野万葉公園グランド 
・場所:福島県南相馬市鹿島区江垂桜平 桜平山公園のグランド Yahoo地図  
笠 女郎(かさの いらつめ)
・説明:未詳 奈良朝後期の代表的歌人の一人。万葉集に二十九首の歌が載るが、すべて大伴家持に贈った相聞歌(恋歌)
 陸奥の   真野の草原   遠けども  面影にして   見ゆといふものを
 みちのくの まののかやはら とうけども おもかげにして みゆというものを
 歌意:真野の草原があんなに遠くても面影に見えてくると申しますのに近くにいても逢あえません
 枕詞:真野の萱原:福島県南相馬市鹿島地区の、真野川沿いの地
 笠女郎(かさのいらつめ)が大伴家持に贈った三首連作の中の一首 
 年(昭和35年) 万葉歌碑建設期成同盟会 建立 揮毫:現皇后陛下の書道の師・藤岡保子
2014.4.22



 
万葉集 巻3−446
 大伴 旅人(おおともの たびと)
・説明:665−731年 奈良時代初期の貴族、歌人  大伴家持の父
・万葉植物:むろのき
 吾妹子が  見し鞆の浦の   室の木  常世にあれど  見し人そなき
 わぎもこが みしとものうらの むろのきは とこよにあれど みしひとそなき
 歌意:妻が見たことのある鞆の浦(とものうら)のむろの木は、今も変わらずにあるが、その妻はもういない
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻3−464 
 大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:石竹  なでしこ  
 秋さらば  見つつ偲へと  妹が植ゑし  屋前の石竹   咲きにけるかも
 あきさらば みつつしのへと いもがうゑし にはのなでしこ さきにけるかも
 歌意:秋になったら見てください、と言って妻が植えた撫子が、我が家に咲いたことだよ
 陸奥真野万葉植物園 2014.4.22




万葉集 巻4−712 
丹波大女娘子(たにわの おおめおとめ)
・説明:?−? 奈良時代の歌人
・万葉植物: 
 味酒を   三輪の祝が   忌ふ   手触れし罪か  君に逢ひがたき
 うまさけを みわのはふりが いはふすぎ てふれしつみか きみにあひかたき
 歌意:三輪の祝(はりふ)たちが大切に斎きまつっている杉に手を触れた罪なのでしょうか。
君に逢うことがむずかしいのは
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


万葉集 巻5−798 
山上 憶良(やのうえの おくら)
・説明:660−733? 奈良時代の官人、歌人
・万葉植物:あふち:阿布地、阿不知、樗:せんだん 
 妹が見し  あうちの花は  散りぬべし わが泣く涙   いまだ干なくに
 いもがみし あうちのはなは ちりぬべし わがなくなみだ いまだひなくに
 歌意:妻の死を悲しみ、私の涙がまだ乾かぬうちに、妻が生前喜んで見た庭の楝(栴檀)の花も散ってしまうのだろう
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 

 
万葉集 巻5−822  
大伴 旅人(おおともの たびと)
・説明:665−731年 奈良時代初期の貴族、歌人  大伴家持の父 
・万葉植物:うめ:、鳥梅、汗米、宇米
 わが園に  の花散る   ひさかたの 天より雪の   流れ来るかも 
 わがそのに うめのはなちる ひさかたの あめよりゆきの ながれくるかも
 歌意:我が家にうめの花が散っている、雪が天から降ってくるだろうか。
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


2014.4.22


 

 
万葉集 巻5−1485 
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴 旅人(おおともの たびと)
・万葉植物: 
 夏まけて  咲きたる波弥愛 ひさかたの 雨うちふらば  うつろひなむか
 なつまけて さきたるはねず ひさかたの あめうちふらば うつろひなむか
 歌意:夏が近づいて咲いた唐棣(はねず)は、こんなに長く雨が降っていると色があせてしまいます
陸奥真野万葉植物園 2014.4.22


 


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