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万葉植物
すぎ()(須疑)(椙)/和名:スギ(杉)
・説明:スギ科の常緑大高木。高さ50m以上に達する 幹は直立し、樹皮は褐色で縦に裂ける。葉は小さい針状で、枝に密につく。早春、多数の雄花と球状の雌花とをつける。日本特産 
 
万葉集 3−259
鴨 足人(かもの きみたるひと)(きみたりひと)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人
 いつの間も 神さびけるか  香具山の  桙の本に    苔むすまでに
 いつのまも かむさびけるか かくやまの ほこすぎがもとに こけむすまでに
 歌意:いつのまに時が過ぎ、神々しくなったのか。香具山の桙(ほこ)のようにまっすぐに伸びている杉の本に、苔が生えるまでに
 郡山万葉植物園 2014.5.12




万葉集 巻3−422
丹生 王(にふの おほきみ) /丹生女王 
 
 石上    布留の山なる  杉群の   思ひ過ぐべき  君にあらなくに
 いそのかみ ふるのやまなる すぎむらの おもひすぐべき きみにあらなくに
 歌意:石上の布留の山の杉群ではないが、忘れて過ぎてしまうようなあなたではないのに
福浦島 2014.4.20




万葉集 巻4−712
丹波 大女 娘子(たにはの おおめの おとめ)
 味酒を   三輪の祝が   いはふ  手触れし罪か  君に逢ひかたき 
 うまさけを みわのはふりが いはふすぎ てふれしつみか きみにあひかたき
 歌意:味酒の三輪の神官がまつる杉の木に手を触れた罪なのか、貴方に逢い難いことです
 

 

万葉集 巻10−1814 
柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ)  
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される    
 古の    人の植ゑけむ  が枝に  霞たなびく   春は来ぬらし
 いにしへの ひとのうゑけむ すぎがえに かすみたなびく はるはきぬらし
 歌意:昔の人が植えた杉の枝に霞がたなびいている。春が来たのでしょう。
昭和万葉の森 2010.4.30


 
福浦島 2014.4.20