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万葉植物
せり(世理)(芹子)/和名:セリ()
・説明:
 万葉集に詠まれた「せり」は2首
 

万葉集 巻20−4455
橘諸兄(たちばなのもろえ)/葛城王(かずらきのみこ)
 あかねさす 昼は田賜びて  ぬばたまの 夜の暇に    摘めるこれ
 あかねさす ひるはたたびて ぬばたまの よるのいとまに つめるせりこれ
 歌意:昼は班田の仕事をし、夜になってようやく摘んだ芹です。召し上がって下さい。


万葉集 巻20−4456
薛妙観 命 婦(せちめうくわんの みや うん)
・説明:女官
 大夫と   思へるものを  太刀佩きて 可尓波の田居に ぞ摘みける
 ますらをと おもへるものを たちはきて かにはのたゐに せりぞつみける
 歌意:ご立派な男子とお見受けしましたが大刀を佩かれたまま可尓波の田で芹を摘んでおられたのですね
郡山万葉植物園 2014.5.12