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万葉植物
ゑぐ(恵具)/和名:クログワイ
・説明:
 万葉集に詠まれた「ゑぐ」は2首
 

万葉集 巻10−1839
詠み人知らず
 君がため  山田の沢に   ゑぐ摘むと 雪消の水に   裳の裾濡れぬ
 きみがため やまだのさわに ゑぐつむと ゆきげのみずに ものすそぬれぬ
 歌意:あなたのために、山田の沢でゑぐを採っていると、冷たい雪解けの水で裳の裾が濡れてしまいましたよ。
 

 

万葉集 巻11−2760
詠み人知らず
 あしひきの 山沢ゑぐを   摘みに行かむ 日だにも逢はせ 母は責むとも
 あしひきの やまさわゑぐを つみにゆかむ ひだにもあはせ はははせむとも
 歌意:山沢に生えているゑぐを採みにいく日とでも都合をつけて、あなたにお逢いしましょう、母に叱られても