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万葉植物
さなかつら・さなかずら(真葛)(実葛)/和名:サネカヅラ
・説明:モクレン科の蔓性(つるせい)の常緑低木。暖地の山野に自生。葉は楕円形で先がとがり、つやがある。雌雄異株で、夏、黄白色の花をつけ、実は熟すと赤くなる。
 万葉集に詠まれた「さなかつら」は10首

万葉集 2−94
 藤原 鎌足(ふじわらの かまたり)/中臣 鎌足(なかとみの かまたり)
・説明:614−669年 飛鳥時代の政治家 藤原氏の祖
 玉櫛笥   みむろの山の  さな葛   さ寝ずはつひに 有りかつましじ
 たまくしげ みむろのやまの さなかづら さねずはつひに ありかつましじ
 歌意:玉くしげ みもろの山のサネかずら天下の美女にして房事の小悪魔めひと時も放さないぞ
郡山万葉植物園 2014.5.12


 


万葉集 巻2−207
 
 ・・・ さね葛 後も逢はむと 大船の 思ひ頼みて 玉かぎる ・・・
 
 歌意:
 

万葉集 巻10−2296
 
  あしひきの 山さな葛 もみつまで 妹に逢はずや 我が恋ひ居らむ  

 
 歌意:
 

  
万葉集 巻10−2479
 
  さね葛 後も逢はむと 夢のみに うけひわたりて 年は経につつ  
 
 歌意:
 

万葉集 巻12−3070
 
  木綿畳 田上山の さな葛 ありさりてしも 今ならずとも
 
 歌意:
 
 
万葉集 巻12−3071
 
  丹波道の 大江の山の さな葛 絶えむの心 我が思はなくに
 
 歌意:
 

万葉集 巻12−3073
 
  木綿包み 白月山の さな葛 後もかならず 逢はむとぞ思ふ
 
 歌意:
 

  
万葉集 巻13−3280
 
・・・ さな葛 後も逢はむと 慰むる 心を持ちて ・・・  
 
 歌意:
 

万葉集 巻13−3288
 
大船の 思ひ頼みて さな葛 いや遠長く 我が思へる ・・・ 
 
 歌意: