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昭和万葉の森 万葉集 巻10
・場所:宮城県黒川郡大衡村大衡 Yahoo!地図

万葉集 巻10−1814  パンフレットの番号「24」 
柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ)  
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される  
・万葉植物:すぎ:杉、須疑、椙
 古の    人の植ゑけむ  が枝に  霞たなびく   春は来ぬらし
 いにしへの ひとのうゑけむ すぎがえに かすみたなびく はるはきぬらし
 歌意:昔の人が植えた杉の枝に霞がたなびいている。春が来たのでしょう。
昭和万葉の森 2010.4.30




万葉集 巻10−1821  パンフレットの番号「30」 
詠み人知らず
・万葉植物:やなぎ:柳、柳揚、也奈宜/和名:シダレヤナギ(枝垂れ柳) 
 春霞    流るるなへに  青柳の   枝くひ持ちて  鶯鳴くも
 はるがすみ ながるるなへに あをやぎの えだくひもちて うぐひすなくも
 歌意:春霞が流れのなかで、青柳の枝をくわえて鶯が鳴く
昭和万葉の森 2013.4.1



 
万葉集 巻10−1829 
 詠み人知らず 
・万葉植物:あづさ・あずさ(梓)(安都佐)/和名:アヅサ(梓)
 あづさ弓  春山近く    家を居れば つぎて聞くらむ 鶯の声
 あづさゆみ はるやまちかく いへをれば つぎてきくらむ うぐいすのこえ
 歌意:梓の弓を張る、その春の山に近く家に住んでいたら、絶えず聞くでしょう鶯の鳴き声よ
昭和万葉の森 2013.4.1




万葉集 巻10−1872  パンフレットの番号「5」
詠み人知らず
・万葉植物:やまざくら
 見わたせば 春日の野辺に  霞立ち   咲き匂へるは  さくら花かも
 みわたせば かすがののへに かすみたち さきにほへるは さくらばなかも
 歌意:春日野に霞が一面に立つ中、輝くばかりに色美しく咲く桜は今真っ盛り
昭和万葉の森 2013.4.1


2013.4.1




万葉集 巻10−1895  パンフレットの番号「37」
柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ) 
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される 
・万葉植物:さきくさ:三枝:みつまた:
 春されば  まづ三枝の   幸くあらば  後にも逢はむな  恋ひそ吾妹
 はるされば まづさきくさの さきくあらば のちにもあはむな こひそわぎも
 歌意:春になると 真っ先に咲く草の花のように幸せであれば、あとで会っても良いでしょう。
恋しがらないで妻よ
 さきくさ:早春に咲く三椏(みつまた)、福寿草、笹ゆり、檜がある。
 吾妹:わが親しい人
昭和万葉の森 2013.4.1




万葉集 巻10−1903  パンフレットの番号「2」
 詠み人知らず
 あしび:馬酔木、安之妣 アセビ
 我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の   馬酔木の花の  今盛りなり
 わがせこに あがこふらくは おくやまの あしびのはなの いまさかりなり
 歌意:夫を恋い慕う私の気持ちは今奥山で満開となったあせびの花のようにはげしいものです。
   我が背子:女性が自分の夫・恋人なと親しんで呼ぶ語
 昭和万葉の森 2013.4.1



 

万葉集 巻10−1953  パンフレットの番号「27」 
詠み人知らず 
・万葉植物:うつぎ(うのはな):宇花、宇能花
 五月山   卯の花月夜   ほととぎす 聞けども飽かず また鳴かぬかも
 さつきやま うのはなづくよ ほととぎす きけどもあかず またなかぬかも
 歌意:五月の頃山の卯の花が白く咲いている月夜に、ほととぎすが鳴いているが、何度聞いても飽きません。もっと鳴いて。
昭和万葉の森 2013.4.1




万葉集 巻10−2103 「16」 
詠み人知らず 
・万葉植物:はぎ:波疑、波義、芽子、やまはぎ
 秋風は   涼しくなりぬ  馬並めて  いざ野に行かな 芽子の花見に
 あきかぜは すずしくなりぬ うまなめて いざのにゆかな はぎのはなみに
 歌意:秋の風は涼しくなった。馬を並べてさあ野原に行こう萩の花を見に
   萩は秋に咲く花の代表で万葉集では141種で群を抜いて多い
昭和万葉の森 2013.4.1



 
万葉集 巻10−2104 
詠み人知らず 
・万葉植物:あさがほ:朝貌、朝保、安佐我保 今の桔梗(ききょう)
 あさがほは 朝露負ひて   咲くといへど 夕陰にこそ   咲きまさりけれ
 あさがほは あさつゆおひて さくといへど ゆふかげにこそ さきまさりけり
 か意:朝顔は朝露を受けて咲くと言うが夕方の光の中でこそなお一層美しさが際立つ
  あさがほ:朝顔でなくこの時代は桔梗
昭和万葉の森 2010.4.30




 万葉集 巻10−2115  パンフレットの番号「20」
 詠み人知らず
・万葉植物:をみなへし:おみなえし(女郎花)
 手に取れば 袖さへにほふ  女郎花   この白露に   散らまく惜しも
 てにとれば そでさへにほふ をみなへし このしらつゆに ちらまくをしも
 歌意:手に取ると袖まで染まってしまいそうな美しいをみなへし、白露のために散ってしまうなんて惜しいことだ
昭和万葉の森 2013.4.1



 

万葉集 巻10−2225   パンフレットの番号「46」
詠み人知らず
・万葉植物:はぎ:波疑、波義、芽子
 我が背子が かざしのに  置く露を  さやかに見よと 月は照るらし
 わがせこが かざしのはぎに おくつゆを さやかにみよと つきはてるらし
 歌意:私の愛しい貴方がかんざしにした萩につく露を、輝き清らかだから見なさいと月は照っている。
 昭和万葉の森 2013.4.1



 

万葉集 巻10−2233  パンフレットの番号「34」 
 詠み人知らず
・万葉植物:まつ()(待)(麻都)/和名:マツ科の総称
 高の   この嶺も狭に  笠立てて  満ち盛りたる  秋の香のよさ
 たかまつの このみねもせに かさたてて みちさかりたる あきのかのよさ
 歌意:嶺一面松茸がびっしり生えていて、香りが立ちこめている。秋の香りのよいこと
昭和万葉の森 2013.4.1




万葉集 巻10−2315  パンフレットの番号「43」
柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ) 
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
・万葉植物:かし:橿、白杜、白橿/和名:カシ
 あしひきの 山道も知らず  白橿の   枝もとををに  雪の降れれば
 あしひきの やまぢもしらず しらかしの えだもとををに ゆきのふれれば
 歌意:どこが山道がわからない、しらかしの枝がたわむほど雪が降っているので山道をどう行ってよいかわからない。
 枕詞:あしきひの:「山」にかかる
昭和万葉の森 2013.4.1