HOME

昭和万葉の森 万葉集 巻3〜巻6
・場所:宮城県黒川郡大衡村大衡 Yahoo!地図

万葉集  巻3−289  パンフレットの番号「40」
間人 大浦(はしひとの おおうら)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人
・万葉植物:まゆみ:檀、真弓/和名:マユミ
 天の原   ふりさけ見れば 白まゆみ  張りてけたり  夜道はよけむ
 あまのはら ふりさけみれば しらまゆみ はりてかけたり よみちはよけむ
 歌意:空を振り仰ぐと白真弓を張った様に三日月がかっている。夜道は明るくて良い
 枕詞:春 真弓の木で作った弓を「張る」にかけた
昭和万葉の森 2013.4.1
 


 
 
万葉集 巻3−330
大伴 四綱(おおともの よつな)
・説明:?−?年 奈良時代の官吏
・万葉植物:ふじ:
 藤波の   花は盛りに   なりにけり 平成の京を   思ほすや君
 ふぢなみの はなはさかりに なりにけり ならのみやこを おもほすやきみ
 歌意:藤の花か波のように、今が盛りです。京を思い浮かべるでしょうか我が君
昭和万葉の森 22013.4.1




万葉集 巻3−434 パンフレットの番号「14」
河(川)辺 宮人(かわべの みやひと) 
・説明:?−?年 飛鳥の河辺宮の宮人の意とする説がある 
・万葉植物:つつじ:茵、都追慈、管自、管士 
 風早の   美保の浦みの   白つつじ  見れども寂し  忘き人思へば
 かやばやの みほのうらつみの しらつつじ みれどもさぶし なきひとおもえば
 歌意:風が激しい美保の浦白のつつじ、が綺麗に咲いているが、亡くなった人のことを思うといくら見ても楽しい気持ちにならない
  季語:つつじ 春
  風早
(かざはや):風が激しく吹くこと。
昭和万葉の森  2013.4.1




万葉集 巻4−496
柿本 人麻呂(かきのもとの ひとまろ) 
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される 
昭和万葉の森
 み熊野の 浦の浜木綿   百重なす  心は思へど   直に逢はぬかも
 みくまの うらのはまゆふ ももへなす こころはもへど ただにあはぬかも
 歌意:み熊野の浜には浜木綿が幾重にも咲いている。そのようにあなたのことを何十回も思い出しているが、なかなか逢えないものだ。





万葉集 巻4−632 パンフレットの番号「6」
 湯原 王(ゆはらの おほきみ)
・説明:?−?年 奈良時代の皇族歌人
・万葉植物:かつら((桂))(桂の字ができるまで楓の字が使われた)
目には見て 手には取らえぬ 月の内の   のごとき   妹をいかにせむ
めにはみて てにはとらえぬ つきのうちの かつらのごとき いもをいかにせむ
 歌意:見ることはできても、手に取ることができない、月に生える楓(桂)のようなあなた。いったいどうしたらいいの。
昭和万葉の森  2013.4.1


2013.4.1




 万葉集 巻5−798 パンフレットの番号「26」
山上 憶良(やまのうえの おくら) 
・説明:660−733? 奈良時代の官人、歌人
・万葉植物:あふち:阿布地、阿不知/和名:センダン(樗)
 妹が見し  あふちの花は  ちりぬべし わが泣く涙   いまだ干なくに
 いもがみし あふちのはなは ちりぬべし わがなくなみた いまだひなくに
 歌意:妻が見たせんだんの花はまもなく散ってしまうだろう、私の涙が乾かぬうちに
    せんだんの花の散るのを惜しむ歌
昭和万葉の森  2010.4.30




万葉集 巻5−822 パンフレットの番号「38」
大伴 旅人(おおともの たびと) 
・説明:665−731年 奈良時代初期の貴族、歌人 
・万葉植物:うめ:、鳥梅、汗米、宇米
 わが園に  の花散る   ひさかたの 天より雪の   流れ来るかも
 わがそのに うめのはなちる ひさかたの あめよりゆきの ながれくるかも
 歌意:我が家にうめの花が散っている、雪が天から降ってくるだろうか。
昭和万葉の森   2013.4.1



 

万葉集 巻6−1042 パンフレットの番号「35」 
市原 王(いちはらの おおきみ) 
・説明:?−?年 奈良時代の貴族歌人 主に仏教関係事業の官職を歴任し、正五位下に至った 
・万葉植物:まつ()(待)(麻都)/和名:マツ科の総称
 一つ   幾代か経ぬる  吹く風の  音の清きは   年深みかも
 ひとつまつ いくよかへぬる ふくかぜの おとのきよきは としふかみかも
 歌意:幾代か経ている松に風の音が清らかなのは何年も経っているからだろう。
昭和万葉の森 2013.4.1