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万葉集 巻16

万葉集 巻16−3807
 安積 采女(あさか うねめ)/前の采女(まえの うめね) 
・説明:?−?  福島県郡山生まれ
 奈良の都から葛城王が、安積の里を視察した。懸命にもてなしましたが、気嫌が悪いので美人の春姫を召し出した。
 春姫は心から王をもてなし、王の前に杯を捧げこの歌を献じました。
王は春姫を気に入り采女として召し出すよう命じた。
 都で月見の宴が開かれたとき、なつかしい里への思いがつのり、春姫は宴席を離れ、柳の木に衣を着せかけ池に身を投げたように見せかけて、一路安積の里をめざして逃げ帰りましたが、都からの後難を恐れた里人の冷やかなまなざしと困惑した顔に、生きる望みを失い、山の井の清水に身を投げこの世を果てた。
 采女(うねめ):天皇や皇后に近侍し、食事など、身の回りの雑事を専門に行う女官のこと
 
 安積香山  影さへ見ゆる  山の井の  浅き心を    我が思はなくに
 あさかやま かげさへみゆる やまのゐの あさきこころを わがおもはなくに
 歌意:安積山の影が映って見える山の井のように、浅い心で君にお仕えしているのではありません
四季の里郡山緑水苑(郡山万葉植物園) 2014.4.12


 郡山市采女(うねめ)神社
山ノ井公園(うねめ公園) 2014.4.12


2014.4.12


山の井清水(やまのいしみず) 2014.4.12


 
日和田の安積山公園/朝積山公園2014.4.12


花かつみ(ヒメシャガ) 2014.4.12


 山の井清水(やまのいしみず) 2014.4.12




万葉集 巻16−3830
長 奥麻呂(ながの おきまろ)/長 意吉麻呂
忌寸 意吉麻呂(いみき おきまろ)
・説明:?−?年 宮廷歌人  万葉集に短歌14首を残す
・万葉植物:なつめ(棗)/和名:ナツメ()
 玉掃    刈り来鎌麻呂  室の木と  が本とと   かき掃かむため
 たまばはき かりこかままろ むろのきと なつめがもとと かきはかむため
 歌意:玉掃の草をを刈って来なさいそこの鎌麻呂さんよ庭のむろの木と棗の木の下を掃除をしたいから
郡山万葉植物園 2014.5.12



 

万葉集 巻16−3832
 
・説明:
・万葉植物:
 
 
 歌意:

 
 

万葉集 16−3834
詠み人知らず
・万葉植物:梨:なし(梨)(成)/和名:ヤマナシ
      棗:なつめ(棗)/和名:ナツメ(夏芽)
      黍:きみ()/和名:フユアオイ
      粟:あわ()/和名:アワ(粟)
      葛:くず()/和名:クズ(葛)
      
:あふい・あおい()/和名:アオイ
      粟つぎ  延ふの  後も逢はむと  花咲く
 なしなつめ きみにあはつぎ はふくずの のちもあはむと あふひはなさく
 歌意:梨 棗(なつめ)と続いてあなたに会いたい葛のつるが別れてまたつながるようにあなたに会いたいあなたに逢う日を知らせる葵の花よ早く咲け
 6種類もの植物が詠み込まれている。
 梨(なし)、棗(なつめ)、黍(きび、粟(あわ)、葛(くず)、葵(あおい)
郡山万葉植物園 2014.5.12



 

万葉集 巻16−3835
 
・説明:
・万葉植物:
 
 
 歌意:

 

 

万葉集 巻16−3855
高宮 王(たかみやの おおきみ)
・説明:?−?年  奈良時代の歌人・官人 
・万葉植物:くそかづら(へくそかずら)
      さいかち
 皀莢に   延ひおほどれる 屎葛    絶ゆることなく 宮仕へせむ
 さうけふに はひおほとれる くそかづら たゆることなく みやつかへせむ
 歌意:皀莢にまとわりつく屎葛の蔓(つる)のように絶えることなく宮仕えをしよう。
  屎葛:クソカヅラ
  皀莢:サイカチ

昭和万葉の森 2010.4.30


 


万葉集 巻16−3872
詠み人知らず 
・万葉植物:エノキ 万葉名:
 わが門の  榎の実もり喫む 百千鳥   千鳥は来れど  君ぞ来まさぬ
 わがかどの のみもりはむ ももちとり ちとりはくれど きみぞきまさぬ
 歌意:わが家の門にある榎木の実を啄みに百千鳥が毎日やって来る。それなのに貴方はおいでにならない
 歌意:私のところには沢山の男が言い寄ってきますが、私が思っている肝心のあなたは来てくださらないのですね
福浦島(ふくうらじま)県立自然植物公園 2014.4.20


2014.4.20




万葉集 巻16−3874
・万葉植物:にこぐさ(似兒草)(和草)/和名:アマドコロ
・説明:ナルコユリと酷似していて、間違えやすいのがアマドコロです。
 茎の断面が丸いのがナルコユリ,角張っている(稜がある)のがアマドコロ
・花期:4月〜5月   ・分布:全国
 
詠み人知らず
 射ゆ鹿を  認ぐ川辺の   にこ草の  身の若かへに  さ寝し子らはも
 いゆししを つなぐかわへの にこくさの みのわかかへに さねしこらはも
 歌意:射(い)られて怪我をした鹿が通った跡をたどってゆく川辺のにこ草のように私が若々しかった頃に寝たあの娘たちを思い出します。
宮城県薬用植物園 2008.05.05



万葉集 巻16−
 
・説明:
・万葉植物:
 
 
 歌意: