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万葉集 巻12−2851〜3220

万葉集 巻12−2968
詠み人知らず
・万葉植物:つるばみ::クヌキギ 
 橡の    一重の衣    うらもなく あるらむ兒ゆゑ 恋ひ渡るかも 
 つるばみの ひとへのころも うらもなく あるらむこゆゑ こひわたるかも
 歌意:橡染の一重の衣に裏地がないようにあの娘の心も純真だからよけいに恋しくなる。
  橡
:「つるばみ」クヌギの事
 昭和万葉の森 2010.4.30




万葉集 巻12−3060
詠み人知らず
・万葉植物:忘れ草:やぶかんぞう
 忘れ草   我が紐に付く  時となく  思ひわたれば  生けりともなし
 わすれくさ わがひもにつく ときとなく おもひわたれば いけりともなし
 歌意:忘れ草を私の紐に結び付けよういつもあの人を思っていると苦しくて生きている気がしないので
翠ヶ丘公園(みどりがおかこうえん) 2013.12.6




万葉集 巻12−3069
詠み人知らず
・万葉植物:くず:
 赤駒の   い行きはばかる 真原   何の伝て言   直にしよけむ
 あかごまの いゆきはばかる まくずはら なにのつてこと ただにしよけむ
 歌意:赤駒が歩きにくい葛原を行くようにどうして人に頼んで伝えるでしょう直接あなたが来てくれたらよいのに
 翠ヶ丘公園(みどりがおかこうえん) 2013.12.6