万葉集 巻6−942
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山部 赤人(やまべの あかひと)
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・説明:?−?年 奈良時代の歌人 三十六歌仙の一人
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味さはふ 妹が目離れて 敷栲の 枕も纏かず 桜皮纏き
あぢさはふ いもがめかれて しきたへの まくらもまかず かにはまき |
作れる舟に 真梶貫き わが漕ぎ来れば 淡路の 野島も過ぎ
つくれるふねに まかぢぬき わがこぎくれば あはぢの のしまもすぎ |
印南つま 辛荷の島の 島の際ゆ 吾家を見れば 青山の
いなみつま からにのしまの しまのまゆ わぎへをみれば あをやまの |
其処とも見えず 白雲も 千重になり来ぬ 漕ぎ廻むる 浦のことごと
そこともみえず しらくもも ちへになりきぬ こぎたむる うらのことごと |
行き隠る 島の崎々 隈も置かず 思ひそ吾が来る 旅の日長み
ゆきかくる しまのさきざき くまもおかず おもひぞあがくる たびのけながみ
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| 歌意:妻に逢うこともなく枕もない旅路にあって、桜の皮を巻いて作った船に梶を通して漕いできて、淡路の野島も過ぎ、印南の端の辛荷の島のあたりから我が家をみれば、青山が連なるばかりで我が家がどこにも見えない。白雲も千重になって、漕ぎ巡る浦に、行き隠れる島の崎々に、ひとつ残さず思いを深めてくることだ。旅の日数は長いから |
福浦島 2014.4.20

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郡山万葉植物園 2014.5.12

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