HOME

万葉植物
やまぶき(山吹)(山振)(夜麻夫枝)/和名:ヤマブキ
・説明:黄色の5弁花
・花期:4月〜5月 ・場所:北海道、本州、四国、九州
 万葉集に詠まれた「やまぶき」は18首 
  

万葉集 巻2−158
高市 皇子(たけちの みこ)
・説明:654?−696年 天武天皇の第一皇子
山吹(山振)の 立ちよそひたる 山清水   汲みに行かめど 道の知らなく
やまぶきの  たちよそひたる やましみづ くみにゆかめど みちのしらなく
 歌意:山吹が美しく咲き匂い立つ山の清水を、汲みに行きたいけれどその道が分からない。
昭和万葉の森 2013.4.1


郡山万葉植物園 2014.5.12



 
万葉集 8−1435
厚見 王(あつみの おほきみ)(あつみの おう)
・説明:生没年不詳 奈良時代の官人・歌人。天武天皇の孫で、舎人親王の子
 かはづ鳴く 神奈備川に   影見えて  今か咲くらむ  山吹の花
 かはづなく かむなびかはに かげみえて いまかさくらむ やまぶきのはな
 歌意:蛙の鳴くかなびかわに影を映して今は咲いているだろうか山吹の花は
郡山万葉植物園 2014.5.12



万葉集 巻8−1444
 高田 女王(たかだの おおきみ)
・説明:生没年不詳 高安王の娘 奈良時代の女性歌人  
 山振の   咲きたる野辺の つぼすみれ この春の雨に   盛りなりけり
 やまぶきの さきたるのへの つほすみれ このはるのあめに さかりなりけり
 歌意:山吹の咲いている野のすみれが、春の雨の中たくさん咲いている。
    ヤマブキの黄色とツボスミレの紫の花の取り合わせを詠んだ歌
昭和万葉の森 2013.4.1