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昭和万葉の森 万葉集 巻2
・場所:宮城県黒川郡大衡村大衡 Yahoo!地図

 万葉集 巻2−90 パンフレットの番号「11」
衣通 王(そとおりのおおきみ)
/衣通 郎女(そとおしのいらつめ)
 
・説明:大変に美しい女性であったため、その美しさが衣を通して輝くことからこの名がある。
    本朝三美人の一人
 
・万葉植物:やまたづ(山多豆)(山多頭)/和名:ニワトコ(接骨木)(庭常)(庭床)
 君が行   け長くなりぬ  山たづの  迎へを往かむ  待つには待たじ
 きみがゆき けながくなりぬ やまたづの むかへをゆかむ まつにはまたじ
 歌意:あなたが出て行ってから長い日々が過ぎました。
   山を訪ねて迎えに行こうか このまま待ち待ちましょうか
昭和万葉の森 2013.4.1




万葉集 巻2−107 パンフレットの番号「44」 
大津 皇子(おおつの みこ) 
・説明:663−686年 天武天皇と大田皇女の皇子 謀反の疑いにより、処刑された悲劇の皇子として有名。石川郎女との間に、相聞の歌がある 
 あしひきの 山の雫に    妹待つと  我れ立ち濡れぬ 山の雫に
 あしひきの やまのしづくに いもまつと われたちぬれぬ やまのしずくに
 歌意:山の雫に、愛しいおまえが来るのを待って、私は立ち続けて山の雫に濡れたことだよ。
    待ち合わせの場所に来なかった恋人(石川郎女)を責める歌
 あしひきの:足引きの:「山」に掛かる枕詞
 妹:男性が女性を親しんでよんだことば。とくに、妻や恋人。年下の女性に対して言うことば
昭和万葉の森 2013.4.1



石川 郎女の返歌(返事)巻2−108
 吾を待つと 君が濡れけむ  あしひきの 山の雫に    成らましものを
 あをまつと きみがぬれけむ あしひきの やまのしずくに ならましものを
 歌意:私を待ってお濡れになったという山のしずくに私がなれればよかった。そうすればずっとお傍にいられるのに。


万葉集 巻2−108 パンフレットの番号「45」 
石川 郎女(いしかわの いらつめ) 
・説明:女性 生没年不詳 万葉歌人 7世紀末の天武・持統朝に草壁皇子,大津皇子に愛された。
 石川郎女の相手はいずれもそのころの代表的な貴公子,美男で,そうした男性と浮名を流した女性として聞こえていたらしい。
 
 吾を待つと 君が濡れけむ  あしひきの 山の雫に    成らましものを
 あをまつと きみがぬれけむ あしひきの やまのしずくに ならましものを
 歌意:私を待ってお濡れになったという山のしずくに私がなれればよかった。そうすればずっとお傍にいられるのに。
 あしひきの:足引きの:「山」に掛かる枕詞
昭和万葉の森 2013.4.1



 

万葉集 巻2−142 パンフレットの番号「42」 
有間 皇子(ありまの みこ) 
・説明:640−658年 孝徳天皇の皇子 後世には「有馬」と表記される例が多い
・万葉植物:しひ:、四比、思比 スダジイ、ツブラジイ
家にあれば  笥に盛る飯を  草枕    旅にしあれば  の葉に盛る
いへにあれば けにもるいひを くさまくら たびにしあれば しひのはにもる
歌意:家に居れば椀に盛る飯も、旅先に出て思うにまかせぬ思い出椎の葉に盛る。
昭和万葉の森 2013.4.1


2013.4.1



 

万葉集 巻2−158 パンフレットの番号「29」 
高市 皇子(たけちの みこ) 
・説明:654?−696年 天武天皇の第一皇子
・万葉植物:やまぶき:山吹、山振、夜麻夫枝
 山吹の   立ちよそひたる 山清水   汲みに行かめど 道の知らなく
 やまぶきの たちよそひたる やましみづ くみにゆかめど みちのしらなく
 歌意:山吹が美しく咲き匂い立つ山の清水を、汲みに行きたいけれどその道が分からない。
昭和万葉の森 2013.4.1