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郡山万葉植物園
・場所:福島県郡山市喜久田町堀之内字赤津14 Yahoo地図
・説明:万葉集に歌われた植物の最北限にある植物園です。
 万葉集は約170種類の万葉植物が詠まれているが、ここでは約140種類観賞できます。
 
万葉集 12    、巻13

万葉集 巻12−3059
詠み人知らず
・万葉植物:つきくさ(月草)(鴨頭草)/和名:ツユクサ(露草)
 百に千に  人は言ふとも  月草の   うつろふ心   吾れ持ためやも
 ももにちに ひとはいふとも つきくさの うつろふこころ われもためやも
 歌意:なんだかんだと人は言いたい放題ですが月草色のように変わりやすい心を私が持っているでしょうか一途にあなたのことを想っているのに
 郡山万葉植物園 2014.5.12




万葉集 12−3096
詠み人知らず
・万葉植物:むぎ()(武芸)(牟伎)/和名:オオムギ(大麦)
 馬柵越しに 食む駒の 罵らゆれど 猶し恋しく 思ひかねつも
 ませごしに むぎはむこまの のらゆれど] なほしこひしく おもひかねつも
 歌意:馬柵越しに首を伸ばして隣りの麦を食う子馬が叱られるように親にどんなに叱られてもいっそう恋しく思ってしまう
 郡山万葉植物園 2014.5.12




万葉集 12−3129
柿本 人麻呂歌(かきのもとの ひとまろ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
・万葉植物:さくら()(佐久良)(作楽)/和名:ヤマザクラ(山桜)
 花    咲きかも散ると 見るまでに 誰れかもここに 見えて散り行く
 さくらばな さきかもちると みるまでに たれかもここに みえてちりゆく
 歌意:桜の花が咲いて散るのを見るように、誰なのでしょう、ここに集い、散り行く人々は
郡山万葉植物園 2014.5.12



万葉集 巻13

万葉集 巻133314
詠み人知らず
・万葉植物:つぎね()/和名:ヒトリシズカ(一人静)・フタリシズカ(二人静)
 つぎねふ 山城道を   他夫の   馬より行くに  己夫し
 つぎねふ やましろぢを ひとづまの うまよりゆくに おのづまし
 徒歩より行けば、見るごとに 音のみし泣かゆ そこ思ふに
 かちよりゆけば みるごとに ねのみしなかゆ そこおもふに
 心し痛し    たらちねの 母が形見と   我が持てる まそみ鏡に
 こころしいたし たらちねの ははがかたみと わがもてる まそみかがみに
 蜻蛉領巾  負ひ並め持ちて  馬買へ我が背
 あきづひれ おひなもめもちて うまかいへわがせ
 歌意:山城の道を、よそのだんな様は馬で行くのに、私のだんな様は徒歩で行くので、見るたびに声に出して泣いてしまいます。そのことを思うと、心が痛みます。母の形見にと、私が持っている鏡に、とんぼの羽のような薄い布を一緒に背負っていって、馬を買ってくださいな、あなた
郡山万葉植物園 2014.5.12