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郡山万葉植物園
・場所:福島県郡山市喜久田町堀之内字赤津14 Yahoo地図
・説明:万葉集に歌われた植物の最北限にある植物園です。
 万葉集は約170種類の万葉植物が詠まれているが、ここでは約140種類観賞できます。
 
万葉集 巻7−1068〜1415
 
万葉集 7−1118
柿本 人麻呂(かきもとの ひとまろ)
・説明:?−?年 飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される
・万葉植物:ひ(檜)(桧)/和名:ヒノキ(檜木)・サワラ
 いにしへに ありけむ人も  我がごとか 三輪の原に  かざし折りけむ
 いにしへに ありけむひとも わがごとか みわのひはらに かざしをりけむ
 歌意:昔の人も私と同じように三輪の桧原の檜を手折って山葛として頭にかざしていたのでしょう
 郡山万葉植物園 2014.5.12



 

万葉集 巻7−1133
詠み人知らず
・万葉植物:ところづら(冬薯蕷葛)/和名:トコロ
 すめろきの 神の宮人    ところづら いやとこしくに 我れかへり見む
 すめろきの かみのみやひと ところづら いやとこしくに われかへりみむ
 歌意:歴代の天皇の御霊をいつまでも祀り続ける宮人のように私は何度もこの吉野の地を訪れましょうところづら(野老葛)がいつ何時までも伸びつづけるように
郡山万葉植物園 2014.5.12




万葉集 7−1134
詠み人知らず
・万葉植物:かしは()(我之波)/和名:カシワ(柏)
 吉野川   巌とと    常磐なす  我れは通はむ  万代までに
 よしのがは いはとかしはと ときはなす われはかよはむ よろづよまでに
 歌意:吉野川(よしのがは)の巌(いは)と栢(かしは)がいつまでも変わらないように、私は通いましょう、いついつまでも。
郡山万葉植物園 2014.5.12



 
 
万葉集 巻7−1156
詠み人知らず
・万葉植物:はり()(波里)(針)/和名:ハンノキ
 住吉の   遠里小野の   真もち  摺れる衣の   盛り過ぎゆく
 すみのえの とほさとをのの まはりもち すれるころもの さかりすぎゆく
 歌意:住吉の遠里小野のま榛で染めたこの衣もわが身とともにすっかりいろあせ盛りを過ぎた
郡山万葉植物園 2014.5.12



 
 
万葉集 巻7−1260
詠み人知らず
・万葉植物:はり()(波里)(針)/和名:ハンノキ
 時ならぬ  斑の衣     着欲しきか 島の原    時にあらねども
 ときならぬ まだらのころも きほしきか しまのはりはら ときにあらねども
 歌意:榛の実で染めたまだら(斑)衣を着てみたいけれど明日香の島に広がる榛の林は実の熟する秋ではないように あの娘と結ばれるのはまだ先のことなのか
 郡山万葉植物園 2014.5.12




万葉集 巻7−1329
詠み人知らず
・万葉植物:まゆみ:真弓:檀
 陸奥の   安達太良真弓  弦着けて  引かばか人の  吾を言なさむ
 みちのくの あだたらまゆみ つらはけて ひかばかひとの わをことなさむ
 歌意:陸奥の安太多良山の真弓の弦をつけて弓を引くように気を引いたからか、あの人が私に言い寄るでしょう。
 1998年(平成10年) 建立
四季の里 緑水苑/(郡山万葉植物園) 2014.4.12


2014.4.12



 

万葉集 巻7−1338
詠み人知らず
・万葉植物:つちはり(土針)/和名:メハジキ
 わが屋前に 生ふる土針   心ゆも   想はぬ人の   衣に摺らゆな
 わがやどに おふるつちはり こころゆも おもはぬひとの きぬにすらゆな
 歌意:我が家の庭に生えている土針よ。本気に思ってもいない人の衣の摺り染めに使われてはなりません
郡山万葉植物園 2014.5.12



 

万葉集 7−1357
詠み人知らず
・万葉植物:くは・くわ()(具波)/和名:クワ(桑)
 たらちねの 母がそのなる  すらに  願へば衣に   着るといふものを
 たらちねの ははがそのなる くはすらに ねがへばきぬに きるといふものを
 歌意:母親が庭に植えているクワですら願えばおしゃれ服になって着ることができるというのに
郡山万葉植物園 2014.5.12


 


万葉集 7−1359
詠み人知らず
・万葉植物:かつら()/和名:カツラ(桂)
   (桂の字ができるまで楓の字が使われた)
 向つ岡の   若の木    下枝取り  花待つい間に  嘆きつるかも
 むかつおかの わかかつらのき しつえとり はなまついまに なげきつるかも
 歌意:向かいの山の若い桂の木のような娘さん、その下枝を手に取って花の咲くのを待つ間に、私はため息をついたことよ。
郡山万葉植物園 2014.5.12