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郡山万葉植物園
・場所:福島県郡山市喜久田町堀之内字赤津14 Yahoo地図
・説明:万葉集に歌われた植物の最北限にある植物園です。
 万葉集は約170種類の万葉植物が詠まれているが、ここでは約140種類観賞できます。
 
万葉集 巻6−907〜1067
 
万葉集 6−925
山部 赤人(やまべの あかひと)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人 三十六歌仙の一人
・万葉植物:ひさぎ(久木)(歴木)/和名:アカメガシワ
 ぬばたまの 夜の更けゆけば 久木ふる  清き川原に   千鳥しば鳴く
 ぬばたまの よのふけゆけば ひさきおふる きよきかわらに ちどりしばなく
 歌意:夜が更けて、久木の生い茂る清らかな川原で、千鳥がしきりに鳴いている
 郡山万葉植物園 2014.5.12



 
万葉集 6−942
山部 赤人(やまべの あかひと)
・説明:?−?年 奈良時代の歌人 三十六歌仙の一人
・万葉植物:かには(桜皮)/和名:ウワミズザクラ(上溝桜)
 味さはふ  妹が目離れて  敷栲の   枕も纏かず   桜皮纏き
 あぢさはふ いもがめかれて しきたへの まくらもまかず かにはまき
 
 作れる舟に   真梶貫き  わが漕ぎ来れば 淡路の  野島も過ぎ
 つくれるふねに まかぢぬき わがこぎくれば あはぢの のしまもすぎ
 
 印南つま  辛荷の島の   島の際ゆ  吾家を見れば  青山の 
 いなみつま からにのしまの しまのまゆ わぎへをみれば あをやまの
 
 其処とも見えず 白雲も   千重になり来ぬ 漕ぎ廻むる 浦のことごと
 そこともみえず しらくもも ちへになりきぬ こぎたむる うらのことごと
 
 行き隠る  島の崎々    隈も置かず  思ひそ吾が来る  旅の日長み
 ゆきかくる しまのさきざき くまもおかず おもひぞあがくる たびのけながみ

 歌意:妻に逢うこともなく枕もない旅路にあって、桜の皮を巻いて作った船に梶を通して漕いできて、淡路の野島も過ぎ、印南の端の辛荷の島のあたりから我が家をみれば、青山が連なるばかりで我が家がどこにも見えない。白雲も千重になって、漕ぎ巡る浦に、行き隠れる島の崎々に、ひとつ残さず思いを深めてくることだ。旅の日数は長いから
郡山万葉植物園 2014.5.12



 

万葉集 巻6−1046
詠み人知らず
・万葉植物:つた(蔦)・つな(綱)/和名:テイカズラ(定家葛)
 岩綱の   また変若ちかへり あをによし 奈良の都を   またも見むかも
 いはつなの またをちかへり  あをによし ならのみやこを またもみむかも
 歌意:岩綱のようにまた若返って奈良の都が栄えるのを再び見ることができるでしょうか
 郡山万葉植物園 2014.5.12



 
 
万葉集 6−1048
田辺 福麻呂(たなべの ふくまろ)
・説明:?−?年 奈良時代の官人。大伴家持と親接な同族
・万葉植物:しば(志婆)(之婆)(芝)/和名:チカラシバ(力芝)
 たち変り  古き都と    なりぬれば 道の草    長く生ひにけり
 たちかはり ふるきみやこと なりぬれば みちのしばくさ ながくおひにけり
 歌意:都が移っていってしまったので道端の芝草が生い茂ってしまった
 郡山万葉植物園 2014.5.12