万葉集 巻13−3295
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長歌
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うち日さつ 三宅の原ゆ 直(常)土に 足踏み貫き 夏草を
腰になづみ いかなるや 人の児故ぞ 通はすも吾子
うべなうべな母は知らず うべなうべな 父は知らず
蜷の腸 か黒き髪に 真木綿もち あざさ結ひ垂れ
大和の 黄楊の小櫛を 押へ刺(挿)す うらぐはし児 それそ我妻
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うちひさつ みやけのはらゆ ひたつちに あしふみぬき なつくさを
こしになづみを いかなるや ひとのこゆえぞ かよはすもあご
うべなうべな はははしらず うべなうべなちちはしらず
みなわたり かぐろきかみに まゆふもち あざさゆひたれ
やまとの つげのをぐしを おさへさす うらぐはしこ それそわがつま
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歌意:三宅の原を、裸足で歩いて足を痛め夏草に腰をからまれとられてまあどのような娘ごゆにせっせと通うのか息子よ、なるほどなるほど母はご存知なかろう 木綿の緒であさざを結い付けて垂らし大和の黄楊の櫛を押え挿すほんとにきれいな娘それがわたしの妻です。
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平筒沼(登米市) 2005.7.18

2009.7.23

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