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万葉植物/秋の七草 4
なでしこ(瞿)(瞿麦)(石竹)(奈泥之故)/和名:ナデシコ(撫子)
・説明:高さ30〜50p、5枚の花びらで先は細かく裂ける。
    苞は細長く、先が尖る。花弁の基部には毛があり、雄しべは10本
・花期:7月〜10月 ・場所:本州、四国、九州

 万葉集に詠まれた「なでしこ」は26首

万葉集 巻3−464
大伴 家持(おおともの やかもち)
 秋さらば  見つつ偲へと  妹が植ゑし  やどのなでしこ 咲きにけるかも
 あきさらば みつつしのへと いもがうゑし やどのなでしこ さきにけるかも
 歌意:秋になったら見てください、と言って妻が植えた撫子が、我が家に咲いたことだよ



万葉集 巻8−1448
大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
 我が宿に  蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ  なそへつつ見む
 わがやどに まきしなでしこ いつしかも はなにさきなむ なそへつつみむ
 歌意:私の家の蒔いたナデシコは、いつになったら咲くでしょうか。咲いたらあなただと思って見ようと思っています
昭和万葉の森 2013.4.1




万葉集 10−1672
詠み人知らず
 野辺見れば  なでしこの花咲きにけり 我が待つ秋は近づくらしも
 野辺見れば  なでしこの花咲きにけり 我が待つ秋は近づくらしも
 歌意:野を見るとなでしこの花が咲いています。私が待っている秋が近づいてきたようです。
郡山万葉植物園 2014.5.12



カワラナデシコ(河原撫子)
別名:ヤマトナデシコ